はじめに

普段あまり気にする機会はありませんが、風が吹くのも、海や空が青いのも、そして私たち人間が生きていられるのも、太陽があるからです。それではどうしてそうなるのか、と聞かれたら困ってしまうのではないでしょうか。
そこで、太陽の仕組みや人類とのかかわりについてもう一度見直してみようと思います。読み終わってから、少し太陽について考えてみる気になってもらえれば嬉しいです。

コンテンツ紹介/CONTENTS

太陽からの贈り物

エネルギー

人類の知恵

太陽と地球の関係

太陽にまつわる大発明

太陽のひみつ

紫外線ビーム

赤外線ビーム

太陽にまつわる数字

構造を探る

太陽の誕生と未来の謎

日食のひみつ

いろんな日食がある!

なぜ日食は起きるの?

日食を観測してみたい!

etc...

太陽に関わる実験

太陽を観測したい!

天文用語紹介

太陽からの贈り物


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有名な話ですが、もしも地上に降り注ぐ太陽からのエネルギーを100%使用できたら、地球にエネルギー問題は起こりません。
人類がこれだけ無駄遣いしているエネルギーの1年分が1時間で溜まってしまう巨大なエネルギーが太陽から送られているからです。
そうでなくても、光、熱など、さまざまなものを太陽から貰っているからこそ地球はこのように素晴らしい生命のあふれる星になったのです。
太陽の恵みということについて、改めて考えてみませんか?

地球はいいとこ取り?

地球の平均気温は15度前後、最低気温はマイナス70度、最高気温は55度と言われています。

これは、地球が絶妙なバランスで太陽との距離をとっているからです。

太陽と地球との距離が1.5倍の火星では平均気温マイナス43度の冷たい世界、逆に0.7倍の金星が700度以上という灼熱世界ということを考えると、いかに地球がベストポジションにいるのかということが実感できると思います。


太陽のひみつ


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皆さんも、太陽のイラストを描いたり、見たりしたことがあると思います。
大抵はただの丸ではなく、周りにギザギザ模様がついていたのではないでしょうか。
太陽そのものはまん丸といっていいくらいきれいな球形をしていますが、その表面には燃え盛る炎が吹き出していますからそう見えるのですね。
この炎の正体などについてはこの先で詳しくお話します。

太陽には地面が無い?

地球という星に住んでいる私たちにとっては、地面が無い星というだけで、不思議な気分になりませんか?

どういうことかというと、鉄が溶けて蒸発する温度は2750度ですが、太陽の表面温度は約6000度にもなります。

つまり、どんな物質でも固形でいることが出来るような温度ではないのです。

ですから、地球や月のように人間が踏みしめられる大地は存在しないのです。


日食のひみつ


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太陽の一部、もしくは全部が隠れてしまう日食。
なにしろ信仰や生命のシンボルである太陽が消えてしまうわけですから、昔の人は大騒ぎでした。ところで、日食と簡単に言いますが、その種類は何個もあるのです。
今では、なぜ日食が起きるのか、いつどこで日食が起こるのかといったことがかなり詳しく解ってきました。
この先では、科学の目から見た日食について考えていきます。

日食の伝説:アマテラス様がお隠れに!

本編では、科学的な日食を取り上げますので、ここでおまけとして伝説から見た日食について話してみましょう。

有名なのがアマテラスさまの伝説。アマテラスは天照と書くように、太陽の女神とされています。

ある日、アマテラスは弟のスサノオの悪さに腹を立てて天岩戸(あまのいわと)に閉じこもってしまいました。そのおかげで地上は真っ暗になってしまいます。八百万(やおよろず)の神様もみんな困り果てて、何とかご機嫌を取ろうとあれこれ努力したのですが、全く通用しませんでした。

日食と、それに動揺する人々の様子が現れていますね。とはいっても、出てきてもらわないとお話が終わりません。ではその続きをどうぞ。

アマテラス様ご光臨

みんな困って対策を立てていたところ、知恵者の神様の発案で、天岩戸の前で宴会を開きました。

天界一と評されるアメノウズメの踊りも加わって、宴会は大盛り上がりです。アマテラスも、外の陽気な声がつい気になってしまい、岩戸を少しだけ開いて「何で宴をするのか」とたずねました。そこで知恵者はすかさず「アマテラス様より偉い神様が現れたので、それを祝っているのだ」と答えます。アマテラスがよく見ると、確かに高貴そうな女神が立っています。アマテラスがそれをみて驚いた隙に、天界一の力持ちタヂカラオが岩戸を押さえつけました。これでアマテラスも観念して、岩戸から出てきてくれたので地上には再び光が戻ったのです。

余談ですが、アマテラスが驚いた「高貴な女性」というのは、鏡に写った自分自身の姿でした。


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